文大統領、「P4Gサミット」首脳討論主宰…「ソウル宣言文」採択し閉幕へ(画像提供:wowkorea)
文大統領、「P4Gサミット」首脳討論主宰…「ソウル宣言文」採択し閉幕へ(画像提供:wowkorea)
ムン・ジェイン(文在寅)大統領は31日、「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会議(P4Gソウルサミット)」2日目を迎え、首脳討論セッションを主宰し、「ソウル宣言文」を採択する。リアルタイムで実施される首脳討論セッションには、文大統領をはじめとした各国の首脳級および高位級の13人と国際機関の首長1人の計14人が参加する予定だ。

文大統領はこの日午後10時から行われるP4Gサミットの首脳討論セッションを開催国の首脳として直接主宰し、参加国の首脳らの行動意思を盛り込んだ「ソウル宣言文」が採択されサミットは閉幕する。

この日の討論セッションは、「包容的なグリーンリカバリーを通じた炭素中立(カーボンニュートラル)ビジョンの実現」とのテーマで行われる。首脳らは、△新型コロナウイルスからの包容的グリーンリカバリー、△2050カーボンニュートラルに向けた国際社会の共同対応、△気候行動の強化および民間協力拡散のための努力、などの細かなテーマで意見を交換する。

討論セッションが終了すると、前日の首脳演説セッションで確認した各国首脳らの気候危機対応と、カーボンニュートラル行動意思を盛り込んだ「ソウル宣言文」が採択される予定だ。

ソウル宣言文には、△コロナと気候危機克服のための国際社会の協力・連帯・支援の必要性、△温室ガス削減のためのパリ協定の履行、△持続可能な発展目標達成のための経済・社会分野の転換および実践努力、△気候環境問題解決のための市民社会の役割および親環境企業経営の拡大、△海洋汚染問題解決のための国際協力の必要性、などの内容が包括的に盛り込まれる予定だ。
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