防疫当局「予防が重要な療養病院の特性上、残余ワクチンの活用は困難」=韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局「予防が重要な療養病院の特性上、残余ワクチンの活用は困難」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局が療養病院や療養施設で、新型コロナウイルスの残余ワクチンが捨てられているという指摘に対して、「当該施設の特性上、残余ワクチンを外部の人に接種するのは容易でない」と説明した。

 新型コロナウイルス予防接種推進団のヤン・ドンギョ接種施行班長は25日「新型コロナウイルスのワクチン接種を進行中の全国1600か所のうち1400か所余りの療養病院は、一般国民を対象に予防接種を実施するのではなく、病院の入院患者や従事者などを対象に独自接種を実施する機関」とし、「これら機関の特性上感染予防の必要性や、また外部の人の出入り管理などに負担を与える側面があるため、別途のリストを確保して接種をしてはいない」と述べた。

 続けてヤン班長は「現在は1次接種をした人に対して2次接種を実施しているため、やむを得ず、残余ワクチンがこのように現れる恐れがある場合は、日程調整などを通じて、ワクチンの廃棄量を最小化できるだろう」と説明した。

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