夏季の梅雨・洪水対策に総力…農林畜産食品部、災害対策状況室で24時間管理=韓国(画像提供:wowkorea)
夏季の梅雨・洪水対策に総力…農林畜産食品部、災害対策状況室で24時間管理=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の農林畜産食品部(農食品部)が来月10日から‘夏場災害対策状況室’を運営し、24時間、状況管理に乗り出す。

農食品部は24日、バク・ヨンボム(朴泳範)次官主宰で、夏場の災害被害予防対策事前点検会議を開き、こうした内容の梅雨や台風など、夏場の災害被害予防対策について論議したと明らかにした。

気象庁によると、今年の夏季(6~8月)の降水量は平年(623~791ミリ)並みだが、大気が不安定なために局地性集中豪雨の可能性が高く、平均水温が上昇(20年間で3.2℃上昇)しているため、台風発生の可能性も高いという。

農食品部はまず、梅雨が始まる前の来月9日までに、すべての関係機関の災害対策態勢を点検し、補完することを明らかにした。

続いて来月10日から10月15日まで、夏季の災害対策状況室を中心に24時間状況管理、中央災難安全対策本部との協力維持、被害発生時の迅速復旧対応など、本格的な夏季の災害対応態勢を整える。

また、災害予防支援も拡大する。農食品部は防霜ファン、防風網など、災害予防施設の設置支援を強化し、公共水利施設の補修・補強など、災害予防事業を推進してきたことに加え、脆弱な部分を中心に引き続き拡大していく計画だ。

朴次官は「本格的な梅雨入りまでに災害脆弱地域と施設などを徹底的に点検・補完できるよう各機関は総力を挙げてほしい」と指示した。さらに、農業関係者たちには「人命や財産被害がないよう、施設および農作物の被害予防要領と夏の災害に備えた国民行動要領などを事前に熟知し、遵守してほしい」と要請した。

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