「クラブBurning Sun事件」のユン総警、1審「無罪」から一転…2審で「罰金刑」=韓国(画像提供:wowkorea)
「クラブBurning Sun事件」のユン総警、1審「無罪」から一転…2審で「罰金刑」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国「クラブBurning Sun(バーニングサン)事件」に関与していたユン・ギュグン総警に対し、裁判所は1審の無罪判決を破棄し、2審では罰金刑を言い渡した。

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 ソウル高裁は20日、斡旋収賄などの容疑で起訴されたユン総警に対する宣告公判を開き、罰金刑を言い渡した。

 裁判部は、ユン総警の資本市場と金融投資業に関する法律(資本市場法)違反、証拠隠滅教唆容疑を有罪と認め、無罪とした原審を破棄して罰金2000万ウォン(約200万円)を言い渡し、追徴金319万ウォン(約31万円)を命じた。そのほかの容疑は、1審と同様に無罪と判断した。

 ユン総警は、韓国人気グループ「BIGBANG」の元メンバーV.I(スンリ)など複数の芸能人がメンバーとして含まれたカカオトーク(メッセージ送受信アプリ)グループチャット内で「警察総長」と呼ばれていた人物だ。

 ユン総警は2019年、CUBES(現NOKWON C&I)のチョン元代表から未公開情報を聞き公示前に買収、また株式を処分した疑いがあり、クラブBurning Sun捜査の過程でチョン元代表に携帯電話のメッセージを削除するよう指示した疑いもある。

 また、V.I(スンリ/BIGBANG出身)のビジネスパートナーだったユリホールディングスのユ・インソク元代表が2016年ソウル市内で運営していたクラブバーMONKEY MUSEUMに対する「食品衛生法取り締まり」内容をカンナム(江南)警察署の警察官を通じて確認し、ユン元代表側に事前に知らせた容疑(職権濫用権利行使妨害)でも起訴された。

 1審では、ユン総警の全ての容疑に対し無罪を宣告。裁判部は、ユン総警が江南警察署の警察官に義務のない仕事を指示したと見るのは難しく、またチョン元代表から聞いた情報についても証拠不足などを理由に未公開情報と見るのは難しいと判断した。

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