高齢者のワクチン接種予約率50%にとどまる=韓国(画像提供:wowkorea)
高齢者のワクチン接種予約率50%にとどまる=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国における高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種予約率が10日間だけで50%にとどまるなど、予想より低調な数値となり、「集団免疫」形成のためのより多様な対策が必要だという指摘が出ている。

ワクチン接種に比較的積極的な高齢者の参加が低下した場合、ワクチン接種に比較的消極的な若年者の接種率はこれよりさらに低くなる可能性が大きいためだ。

新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると16日、この日0時までに60歳以上の高齢者の同ウイルスワクチン接種予約率は41.9%と集計された。6日から接種予約を開始した70~74歳の場合、10日間での予約率は58.0%で50%台にとどまっている。10日から予約を開始した65~69歳の予約率は48.5%、13日から予約を進行中の60~64歳の予約率は28.4%となっている。

療養病院や施設などで高齢者のワクチン接種同意率が90%、75歳以上のファイザー社製の接種同意率が80%を超えたことを考慮すると、予約者の拡大が加速化されなければならない状況である。

しかし、60歳以上の高齢者のワクチン接種予約は、6月3日までまだ2週間以上の時間が残っているが、この推移であれば予約率は大幅に伸びないという見通しが出ている。最も初めに予約を開始した70~74歳の場合、序盤に予約が集中したが、その後は段々と鈍化したためである。
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