図書館で女児を見ながらわいせつ行為に及んだ20代男性を拘束…滞在時間は4時間＝韓国天安市

韓国チュンチョンナムド(忠清南道)チョナン(天安)市のマンション団地内にある図書館で、わいせつな行為をした20代男性が拘束された。男性は警察に自首したが、拘束を免れなかった。

天安西北警察署は、公然わいせつ容疑などで20代のA氏を拘束したと、16日に明らかにした。

A氏は今月8日の午後4時頃、マンション団地内にある図書館の本棚の後ろで、女の子の子どもたちが座っている方向を眺めながら、わいせつ行為(公然わいせつ)を犯した疑いを受けている。

A氏は入館証明書も偽の物を作成した後、図書館に入って来たことが分かった。A氏の犯行は同館に設置された監視カメラに映像が記録されており、その一部始終がSNSを介して広がった。

今月12日、フェイスブックの「天安からお届けします」というページには、「天安市の某マンション団地内の図書館で、中高生に見える男性が図書館内にいる女の子の子どもたちを見ながらわいせつ行為に及んだ事件が発生した」という文章とともに、A氏の姿が映っている動画の一場面が撮られた写真がアップされた。

写真には、黒の半袖Tシャツにグレーのズボンを着たA氏の姿が映っていた。A氏は他の写真でズボンを下ろしたままわいせつな行為に及んでおり、反対側には従業員と推定される女性と子どもたちがいた。A氏は4時間程度にわたって図書館にいたことが分かった。

このことを知ったあるマンションの住民が警察に通報して捜査が開始された。

警察は図書館周辺の監視カメラや目撃者などの証言をもとに、A氏を容疑者として特定した後、逮捕令状の発行を受けて、A氏がよく現れる場所に刑事を配置した。A氏は現場のマンションから25キロほど離れたところで一人暮らししていることが伝えられた。

メディアの報道と警察の捜査などで圧迫を感じたA氏は、14日に警察に自首した。

警察はA氏が他の場所で同様の行為に及んだ可能性について追加で調査したが、その他の容疑については確認されなかった。