北のメディア「南のファラン(花郎)訓練・連合空輸訓練、先制攻撃の意図」=韓国報道(提供:edaily)
北のメディア「南のファラン(花郎)訓練・連合空輸訓練、先制攻撃の意図」=韓国報道(提供:edaily)
16日、韓国軍単独の花郎訓練と米韓軍当局の連合空輸貨物訓練などを問題視し、自分たちに先制打撃する意図だと主張した。

北朝鮮の対外宣伝媒体「統一のこだま」はこの日、「水火も知らずに慌てふためいている南朝鮮軍部」という文章で「先日、南朝鮮軍部が有事の際への備えと力説しながら、2023年までに高高度無人偵察機グローバルホークを戦力化すると騒いだかと思ったら、テグ(大邱)空軍基地で米軍の大型輸送機を介して空中投下用軍需物資の積載および荷役能力の確保を狙った連合訓練であることを露呈した」と指摘した。

また、「統合対応の集中習得を目的として2021年花郎訓練も強行した」とし「(韓国軍の)戦力化の動きと軍事訓練は、徹頭徹尾我が共和国を先制攻撃するための悪しき計画によるものであって、ただでさえ尖鋭な朝鮮半島の緊張状態をより一層激化させる要因だ」と主張した。

この媒体は特に「最悪レベルとなった国民の生活苦と日ごとに拡散する悪性感染症にして南朝鮮人民の恨みと不安が高まっているのに、これものともせずに水火の区別もできずにあわてふためいているのは、南朝鮮軍部の北への侵略戦争の狂気がヒートアップしていることを如実に反証してくれている」と強調した。

同時に「虚勢を張っても主の戦下手が変わるわけでもなく、同族対決に血眼になり暴れるほど、かえって自らを苦しめる結果をもたらすだけだ」と主張した。

これに先立ち空軍の軍需司令部60輸送戦隊は3日、大邱基地で第4回米韓連合空輸貨物荷役訓練を実施した。 60戦隊と米空軍操縦司令部隷下731空中機動大隊(731大隊)、607装備物資管理大隊(607大隊)所属の将兵38人が参加した。特に米空軍の輸送機C-17グローブマスターが米韓連合訓練に初めて参加した。

これと共に合同参謀本部(統合防衛本部)は、10〜12日に大邱・キョンブク(慶北)地域を始めに11月までに計5地域で「2021年花郎訓練」を実施すると発表した。訓練の過程で、政府の統合評価団を運用して、自治体・警察・消防など機関別に統合防衛作戦遂行態勢の評価を全国17の広域市・道を11圏域に区分して隔年で実施する。
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