幸運をもたらすという迷信を信じた男性乗客が、航空機のエンジンにコインを投げるという不合理な事件が発生した。

先月28日(現地時間)デイリーメールなどによると、中国山東省ウェイパンからハイカウロへ行く予定だったベイブゴルフGX8814便のエンジンからの硬貨6個が発見された。

このコインはすべて赤の紙に包まれた1ジャオ(人民元の補助通貨)であった。

幸いコインは離陸を控えた航空機の点検中に発見され、事故を防ぐことができた。もし航空機のエンジン内部にコインが入ったまま運航をした場合、ともすると大きな事故につながる可能性があった。

これにより当日の運航がキャンセルされ、当時搭乗した乗客147人はその被害を被った。この便は翌日になってようやく運航した。

警察の調査の結果、このような奇行は乗客の王某氏の仕業だと判明した。

普段から迷信を過度に信じていた王氏は、安全な飛行のためだと言って元硬貨6個を赤の紙に包んだ後エンジンに投げ込んだ。中国には銅像や寺院の鐘に小銭を投げ入れて幸運を祈願する風習がある。

王氏は当局によって拘禁され調査を受けている。
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