「サムスン電子副会長の赦免論」言及から3日後に同社を訪れた文在寅大統領(画像提供:wowkorea)
「サムスン電子副会長の赦免論」言及から3日後に同社を訪れた文在寅大統領(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が13日にサムスン電子を訪れた。サムスン電子のイ・ジェヨン(李在鎔)副会長の赦免と関連して、苦心する声を上げてから3日後のことだ。今月21日にはジョー・バイデン米大統領との米韓首脳会談で、半導体分野も議題に挙げられることが予想される中、文在寅大統領は半導体産業の育成のために、政府の意志を強調した。

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文在寅大統領は同日午後、キョンギド・ピョンテク(京畿道・平沢)にあるサムスン電子団地の第3ライン建設現場で開かれた「K-半導体戦略報告-準備された未来、半導体強国」のイベントに参加して、「世界の主要競争企業らが未来市場の先取りのための大規模な投資に乗り出している。韓国企業も挑戦と革新を続けてきて、激変する時代に立ち向かう準備を終えた」とし「半導体強国のために企業と一心同体になる」と宣言した。

今回の文在寅大統領のサムスン電子訪問は、李在鎔副会長の赦免について言及した直後に行われたため関心を集めた。文在寅大統領は赦免に関する発言は一切しなかったが、半導体生産に対する政府レベルの全方位的な支援を強調しただけに、恩赦の可能性がより高くなったという分析がされている。

文在寅大統領は10日、就任4周年の質疑応答の過程で、李在鎔副会長の赦免と関連して「今は半導体の競争が世界的に激化しているため、我々も半導体産業に対する競争力をさらに高めていく必要があることは明らかな事実だ」と答えた。3日後に再び半導体産業の重要性を強調しながら、水面下で赦免に向けた作業に入ったのではないかという見方が出ている。
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