「ミャンマーの国民統一政府と疎通中…主要国とも意見交換」=韓国外交部(画像提供:wowkorea)
「ミャンマーの国民統一政府と疎通中…主要国とも意見交換」=韓国外交部(画像提供:wowkorea)
韓国政府がミャンマー民主陣営の国民統一政府(NUG)と疎通していることを明らかにした。

韓国外交部(日本の外務省に相当)当局者は13日、「NUGの考えと要請事項などについて様々なチャンネルを通じて疎通しており、NUGの承認問題と関連しても他の主要国と緊密に意見交換をしている」と述べた。

NUGはミャンマー民主陣営と少数民族武装団体、反政府デモ隊などが参加して構成されている。NUGはクーデターで政権を覆した軍部ではなく、自分たちがミャンマーの政府として認められるべきだと主張している。

ただし、この当局者は、現在ミャンマーの状況が民主陣営に有利ではないと付け加えた。かつて全国民が参加した市民不服従運動(CDM)は動力を失い、少数民族の反乱を中心とした対抗勢力も軍部と比べて著しく劣勢であるという説明だ。デモもやはり軍部の過酷な弾圧の中、迅速に集まった後にすぐ解体する「ゲリラデモ」が主な活動となっている。

当局者は「少数民族の反乱軍は全て合わせて7万人程度になる」とし「問題は少数民族の利害関係、志向点が異なるため、7万人対50万人(軍部の兵力推定値)と見るのは難しい側面がある」と述べた。

このような状況で、この当局者は「現在ASEAN(東南アジア諸国連合)レベルの特使派遣が準備されており、米国も現在外交手段としてはASEANを通じた方法しかないため、ASEANレベルの対話と交渉の努力を支持している」と付け加えた。
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