(画像提供:wowkorea)
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日本の東京、韓国のソウル、米国のニューヨーク、英国のロンドン、これら世界の4都市が同じデジタルアートで輝くこととなった。

東京新宿の「ユニカビジョン」と、ソウル江南の「COEX K-POP Square」・ニューヨーク「タイムズスクエア」の70以上の広告スクリーン、ロンドン「ピカデリーライツ」が「CIRCA(サーカ)」の共同展示を決めた事。

「CIRCA(サーカ)」とは、アーティストのジョセフ・オコナー氏により創設されたプラットフォームのこと。屋外掲示板の空間を活用した革新的なデジタルアートを、毎月1名の著名なアーティストが発表する。

CIRCAのために新たにオリジナル作品を創作し、屋外大型スクリーン及びオンラインで公開する。人々に、ソーシャルディスタンスを保ちながら安全にアートを楽しむ機会を提供している。

5月には現代における最も有名なアーティストの一人であるデイヴィッド・ホックニー氏の新たな映像作品を公開することになった。今回の映像作品のタイトルは、「Remember you cannot look at the sun or death for very long / 忘れないで、太陽も死も、ずっと見ていることなんてできない」となっている。

この作品は、2021 年 5 月 1 日から5 月 31 日まで、東京、ソウル、ニューヨーク、ロンドンの4か国の4都市で”展示”される。作家デイヴィッド・ホックニー氏は「今の世界は、どのように見えていますか?立ち止まって、美しい一面に目を向けてみませんか。巨大スクリーンで私の作品を見ることが、そのきっかけになることが、私の望み」と話す。

「CIRCA」は 2020 年 10 月にロンドンでスタートした。ピカデリーサーカスに絶え間なく流れる広告を一休みさせて、芸術的、文化的な作品を上映するという試みに、これまで各月1人のアーティストの作品が展示されてきた。今まで、アイ・ウェイウェイ、エディー・ピーク、パティ・スミスなど錚々たる顔ぶれが参加した。

CIRCA アーティスティック・ディレクター ジョセフ・オコナー氏は、「この輝かしい希望の作品を通じて、大陸や国境を越えて人々をつないで、春の訪れをお祝いするのにふさわしい時期がやってきました」と話す。

また、「常に新しい形での作品提供を探求されており、ピカデリーライツとアメリカ、日本、韓国のスクリーンをつなぐという CIRCA による大胆かつオープンな作品公開を認めてくださった、巨匠デイヴィッド・ホックニーには、深く感謝の意を表します」とも話した。

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