鄭義溶氏(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭義溶氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は11日、ニュージーランドのマフタ外相と電話会談し、両国関係や国際社会での協力などについて意見交換した。外交部が伝えた。 鄭氏は新型コロナウイルス感染拡大により、両国のワーキングホリデー制度が運用されずにいるとし、状況が改善されれば、早期に再開できるよう協力を要請した。 また日本政府が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を決定したことに関連し、この決定が周辺国との十分な事前の協議や科学的根拠の提示なしに行われたことに憂慮を表明し、国際原子力機関(IAEA)など国際機関を通じた安全性の検証が重要であると指摘した。 これに対しマフタ氏はこの問題に対する太平洋の島しょ国の憂慮に触れた上で、IAEAと協議を続けていくと述べた。 両氏は来年両国が国交樹立60周年を迎えるのに合わせ、人的交流を拡大し、ポストコロナ時代における経済などの分野での友好・協力関係を強化していくことを確認した。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40