韓国プロゴルフ協会、競技委「接待疑惑」＝特定選手との「関連なし」と結論

韓国プロゴルフ協会（KPGA）は、競技委員が選手のコーチに「食事接待」を受けて特定選手に対して有利な規則を適用したとの疑惑を確認した結果、「全て事実とは異なる」との調査結果を10日、発表した。

　KPGAは去る3日、A選手のコーチが競技委員らに食事目的で金品を渡し、その後、B競技委員が競技中、A選手に対して規則を有利に適用したとの情報提供を受けたため、緊急会議を開いてキム・ビョンジュンKGT（韓国プロゴルフツアー）代表取締役を団長とする「真相調査チーム」を構成した。

　1週間にわたり競技委員と疑惑を受けるAコーチを対象に事実関係を確認した真相調査チームは、競技委員らが食事費用を受け取ったのは事実だが、特定選手との関連はなかったことを確認。また、A選手に対して規則を有利に適用した疑惑についても「競技委員の単純な誤審だった」と結論を下した。