「オリンピックより命を守れ」…東京都心で「オリンピック中止」デモ＝韓国報道

日本で新型コロナウイルス感染症の新規感染者が6000人を越え、「第4次流行」の岐路に入ったところで、市民たちが新型コロナウイルス感染症拡散の中、東京オリンピックを開催することを反対するデモを行っている。

9日、日本のNHKによると、この日、日本の新規感染者は東京の1032人を含む6488人と集計された。日本で一日の感染者が6000人以上となるのは、7000人台を記録した前日を含み4日目だ。日本全体の累積感染者は64万2474人となった。

4日目連続で一日の感染者が6000人以上を記録する中、来たる7月開幕の日程が出ている東京オリンピックの中止を要求する声が高まっている。

この日、東京オリンピック陸上競技テスト大会が開かれた新国立競技場の周辺では、東京オリンピック開催反対デモが開かれた。

市民団体関係者など100人余りは「オリンピックよりも命を守れ」、「聖火リレー中断」などの文句が書かれた立て札やプラカードを持ち、競技場周辺を巡った。

一方、日本政府は新規感染者の急増により医療体系崩壊危機が高まった東京、大阪、京都、兵庫など4地域に適用されている緊急事態宣言を今月末まで延長すると、7日決定した。4月25日から発行された3度目の緊急事態宣言は、5月11日まで適用される予定だった。

政府はまた愛知、福岡など感染が深刻な地域に対し、追加で緊急事態宣言の適用対象と指定した。