漢江で亡くなった医大生の友人の携帯電話は発見できず…明日は民間の深海潜水チームが合流=韓国(画像提供:wowkorea)
漢江で亡くなった医大生の友人の携帯電話は発見できず…明日は民間の深海潜水チームが合流=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察はハンガン(漢江)公園で行方不明になり、5日後に遺体で発見された医大生の故ソン・ジョンミンさんの友人Aさんの遺留品を捜すために捜索作業を行ったが、発見できなかった。

ソウル警察庁機動隊所属の警察官17人は9日午前からパンポ(盤浦)漢江公園一帯でソンさんが行方不明になる直前、公園で一緒に酒を飲んでいた友人Aさんの携帯電話を捜す作業を行ったが、成果はなく午後3時ごろに捜索を終えた。

警察関係者は「明日も機動隊などを投入してあらゆる可能性を開き、捜索を続けていく」と述べた。

ボランティア民間捜索チーム‘アトム’もこの日の午前10時から午後2時ごろまで公園の茂みなどで捜索作業を行った。しかし、ゴミの他に特別なものは見つからなかった。

アトム側によると、10日から11日まではボランティアをしている民間の深海潜水チーム3人が盤浦漢江公園水上タクシー乗り場前の横200メートル、縦100メートル区域で探知装備を利用し、約6時間、水中捜索を行うことにしたという。

この事件は、ソンさんが先月24日の午後11時ごろから翌日午前2時まで、盤浦漢江公園の水上タクシー乗り場の近くでAさんと酒を飲んで眠り、行方不明になった。そして5日後の30日午後3時50分ごろ、漢江の水中で遺体が発見された。

Aさんは、ソンさんが行方不明になった当日の25日午前3時30分ごろ、両親に自身の携帯電話で電話をかけた後に眠りにつき、1時間後に1人で目が覚め、誤ってソンさんの携帯電話を持って公園を出て帰宅したと明らかにした。

Aさんの携帯電話は25日の午前6時30分ごろ基地局との接続が切れた後、電源が切れた状態だ。最後の信号は、盤浦漢江公園からかなり離れたソウル市ヨンサン(龍山)区の基地局でつかんだ。

一方、警察は、ソンさんが行方不明になった時間帯に、現場の目撃者5つのグループの7人を参考人として呼んで取り調べを行い、公園の防犯カメラ54台や車両133台の監視カメラ映像などを確保した。また、Aさんの事件当日の具体的な行動や、当時履いていた靴を捨てた経緯なども確認をしている。

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