8日、軍消息筋によると、韓・米空軍は、中国の大型ロケット「長征5号B」の残骸が韓国時間で9日午前に落下すると予想し、これを追跡している。落下予測地点は、当初、オーストラリア近くの南太平洋とされたが、メキシコ湾の可能性も提起されているなど、流動的だと伝えられた。
米国宇宙司令部もロケット落下地点を追跡中だが、「大気圏再進入の数時間前になるまでは、正確に把握することができない」と述べている。
軍消息筋は「落下予測地点が常に変わっているが、朝鮮半島は含まれていない」とし「韓米の協力で状況を注視し、情報を共有している」と述べた。
空軍によると、制御不能状態である長征5号Bロケットの残骸重量は22.5t、長さは30mに達する。
空軍宇宙情報状況室は、米国宇宙司令部連合宇宙作戦センター、韓国天文研究院と協力し、情報を共有しながら、準備態勢を維持している。
前日には、米連邦宇宙作戦センターと長征5号Bロケットの残骸落下に備えるため、オンライン会議を開いた。
2015年7月に創設された空軍宇宙情報状況室は、米国が提供する情報に基づいて、宇宙の脅威を分析し、衛星の衝突・墜落に備える任務を遂行している。
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