米国の新規雇用規模が、期待に大きくおよばなかった(画像提供:wowkorea)
米国の新規雇用規模が、期待に大きくおよばなかった(画像提供:wowkorea)
米国の新規雇用規模が、期待に大きくおよばなかった。市場は 4月の一か月間に「100万人前後の新規雇用がなされる」と予想していたが、いざ蓋を開けてみると その4分の1ほどにとどまる結果となった。

7日(現地時間)米労働省によると、4月の非農業の新規雇用規模は26万6000人増加した。これは 市場予想値(97万8000人)の4分の1水準にしかすぎないという少ない数値となっている。ウォール街の一部では 200万人以上を見通していたほど、雇用への期待感が高かったが、実際の数値は「雇用ショック」に近かったという評価である。

米国の経済専門ニュース放送局“CNBC”は「多くのエコノミストたちは、米経済が反騰する兆候の中 より一層の増加幅を期待していた」とし「雇用がかなり“後退”した」と伝えた。また 米ブルームバーグ通信は「予想できなかった“鈍化”」と報じた。

市場では「労働市場の需要と供給間のミスマッチによるものだ」という分析が出ている。急な経済再開により雇用は急激に増えたが、労働者は不足しているということだ。

ハーバード大学のジェイソン・ファーマン教授は「これは 労働力の供給不足のためだ」とし「雇用は多いが、労働力はまだ多く供給されていない状況だ」と分析した。

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