韓日外相会談を行った鄭義溶氏(左)と茂木氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
韓日外相会談を行った鄭義溶氏(左)と茂木氏(外交部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は6日、英ロンドンで5日に行われた韓米日外相会談について、米国がバイデン政権の新たな対北朝鮮政策を説明したとし、韓日両国が同政策を肯定的に評価したと明らかにした。 同当局者は韓国政府が肯定的に評価した理由について、「北と対話を通じて問題を解決するという側面が大きい」とし、「外交を中心に現実的な解決策を用意するという目的があることを表明した」と強調した。 また、韓米日の3カ国が国連安全保障理事会の対北朝鮮決議の完全な履行が必要である点に合意したとする内容が米側の資料にあり、韓国側の資料に含まれていなかった理由については、安保理決議の履行は基本的な部分であるため含めなかったと説明した。  同当局者は「制裁の履行は一般的に言及する内容であり、特に対北政策の一部として新たに際立たせる内容ではなかった」とし、「意図的に抜いたのではなく、基本的に国際社会による対北制裁の履行は続いており、わが国も履行の意思を表明し続けている」と述べた。 またG7外相の共同声明で北朝鮮核問題を巡り、「廃棄」(dismantlement)ではなく「放棄」(abandonment)という表現を使用したことに関しては「大きな意味はない」として、北朝鮮が反発する表現を避けたとする見方は妥当ではないと説明した。 韓米日外相会談に続いて開かれた韓日の2者会談については、直前に決定したもので、日本側の要求により日程を事前に公開しなかったと明らかにした。
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