子供が1億ウォン(約1千万円)相当の美術作品に「いたずら」…そのようすを「撮影する父親」が物議に=韓国(画像提供:wowkorea)
子供が1億ウォン(約1千万円)相当の美術作品に「いたずら」…そのようすを「撮影する父親」が物議に=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国の美術館で男の子が1億ウォン(約1000万円)を超える作品に乗るという騒動が発生した。一緒に来場していた父親は子供を叱るどころか、記念写真を撮るのに必死だったということで、物議を醸している。

 5日放送されたJTBC「ニュースルーム」では、韓国キョンブク(慶北)・ヨジュ(驪州))エキスポ大公園ソルゴ美術館で撮影されたCCTV(防犯カメラ映像)が公開された。

 映像には10歳くらいの男の子が展示室に入る姿が映っている。そして男の子は長くぶら下がった作品の上に乗ってしまう。さらに文字を手で触り、横になる。不思議なのは、遅れて入ってきた父親が子供を止めることもせず、写真撮影を始める点だ。

 該当作品には子供の手跡や足跡が残っていた。これは「韓国画の巨匠」と呼ばれるパク・デソン画伯の作品で、価格は1億ウォンを超える。

 パク画伯は子供に悪意はないとして、善処を求める立場を示している。作品も復元はせずそのまま展示されるということだ。

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