安哲秀、国民の党代表(左)とキム・ギヒョン国民の力代表権限代行兼院内代表(右)(画像提供:wowkorea)
安哲秀、国民の党代表(左)とキム・ギヒョン国民の力代表権限代行兼院内代表(右)(画像提供:wowkorea)
韓国野党である国民の力と国民の党は、統合論議を国民の力の全党大会以後に本格化することにした。

キム・ギヒョン国民の力代表権限代行兼院内代表とアン・チョルス(安哲秀)国民の党代表は4日、国会で会い、統合と関連して意見を交換した。ユン・ヒソク国民の力報道官とアン・ヘジン国民の党報道官によると、キム権限代行はこの日、国会で安代表を表敬訪問し「(統合に対し)全党大会に出た方たちの意見が異なっている。それが整理されてから統合が可視化されるのではないか」と説明した。

安代表はこれに対し「国民の党は今からでも統合に応じることができるが、国民の力が全党大会を控えた状況なのはよくわかっている」と答えたという。安代表はチュ・ホヨン(朱豪英)元国民の力院内代表と交わした統合の話について説明し、これに対しキム権限代行は「党の衆知を集めているところだ。全党大会を控え、若干の時間が必要だが、(統合は)うまくいくだろう」と述べたという。両者は、具体的な統合の時期は明確にしていないものの、今後会って話し合うことでもコンセンサスを図ったとのことだ。

これに先立ち、公開の場で安代表は「今はコロナ禍の状況で民生問題を解決すること、そしてまた来年の大統領選挙で政権交代のために必要なことをするのが何より重要」とし「こうした重要な時期に就任した(キム権限代行は)本当に多くの期待を担っている」と述べた。

安代表はまた「野党陣営が来年、きちんと政権交代を果たすためには革新が必要だ」とし「懸案事項は多い。国民の党も最善の努力を尽くす」と述べた。

キム権限代行は安代表に対し「本当に心強い味方」とし「国民から本当に尊敬される愛される政治家であり、大切な方だと思っている」と述べた。続いて「より大きな目標である、大韓民国を再び幸せな国、富強な国になるよう、野党は共に1つになっていくべきだ」と付け加えた。

キム権限代行は特に「国民の力も国民の党も1文字しか違わない」とし「それは人々にとって紛らわしい。名前は混同するが、内容は同じだ」と述べ、統合を暗示させた。

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