「弁護士・警察・医師、どれも違う」…漢江で亡くなった大学生の友人家族に関するデマが広がる=韓国(画像提供:wowkorea)
「弁護士・警察・医師、どれも違う」…漢江で亡くなった大学生の友人家族に関するデマが広がる=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察がソウル市パンポ(盤浦)ハンガン(漢江)公園で行方不明になり、5日後に遺体が発見された大学生の故ソン・ジョンミンさん(22)の死亡原因を調査する中、事件当日、一緒に酒を飲んでいた友人Aさんとその家族に関する虚偽情報がネット上に広がっている。

ソンさんは先月24日の午後11時ごろから25日の午前2時ごろまで、盤浦漢江公園でAさんと酒を飲んだ後に眠り、行方不明になった。Aさんは午前4時30分ごろに目が覚めて帰宅した。Aさんは「ソンさんが見当たらなかったので帰宅したと思い、自分も家に帰った」と供述したという。

その後、ソンさんは30日に現場付近で遺体が発見された。

ソンさんが発見された直後、ネット上ではAさんの父親が大手法律事務所の弁護士だという書き込みが出た。これに対し、ソンさんの父親は記者たちに対し「(Aさんの父親は)弁護士ではない」と反論した。

また、ソンさんが行方不明となった時間帯にパトカーが漢江に出動したという噂も流れたが、これも事実ではなかった。

今度は‘バーニング・サン事件’当時(2018年)、待機発令措置された後、最近名誉退職をして大型法律事務所に転職した元ソウルカンナム(江南)警察署長がAさんの父親、または叔父だというデマが流れた。

4日、警察庁によると、退職した元江南警察署長はAさんの家族とは全く関係がないという。

4日午前には、Aさんの父親が江南セブランス病院教授という噂が広がった。これに対し、江南セブランス病院は公式フェイスブックを通じ「現在、ネット上で江南セブランス病院の特定医療陣を取り上げている書き込みは事実と異なり、当院所属の医療陣家族とは無関係である」と釈明した。

続いて「根拠のないデマは法的責任の対象になる」とし「関連書き込みの掲載および流布をやめてほしい」と警告した。

現在、ソンさんの父親のブログやネット上のコミュニティなどでも、AさんとAさん家族への根拠のないデマが広がっている。

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