ソウルの新規感染者184人…1週間前より約70人増加(画像提供:wowkorea)
ソウルの新規感染者184人…1週間前より約70人増加(画像提供:wowkorea)
ソウル地域の新型コロナウイルス新規感染者が4日間200人台以下を維持した。しかし学習塾や知人の集まりなどで集団感染関連の感染者が続出しており、1週間前より約70人増加した。週末に検査量が減少したことで感染者数が減少した影響もあり、今週中頃から大幅に増加するかもしれないとの懸念が出ている。

ソウル市は、4日0時基準の新型コロナウイルス感染者数が184人だと明らかにした。

ソウルの1日の感染者数は2月中旬から概ね100人台を維持し、先月7日(244人)から29日(227人)までの約3週間は200人台で推移した。

ただ、毎週検査数が急減する影響を受ける週末・週の初めには一時的に100人台に減少するパターンを示した。週末を挟んだ先月30日から今月3日までの4日間にも195→182→127→184人と100人台を記録した。日曜日である2日の検査数は1万5575人で、前日より約6700人減少したが、翌日は感染者が増加しており、不安な流れをみせている。

新規感染者184人のうち、集団感染は28人、病院および療養施設2人、感染者接触105人、感染経路調査中47人、海外流入2人だ。

4日0時基準のソウルの累積感染者数は3万8525人だ。この日まで2714人が隔離中で、3万5359人は完治判定を受け退院した。新型コロナウイルスによる死亡者は1人追加され累積452人となった。

ソウル市災難安全対策本部のパク・ユミ防疫統制官は、「各種集まりを通じた伝播が持続しており、学習塾、職場、飲食店などでの日常感染が依然として多い状況だ」とし、「5人以上の私的な集まりの禁止を守り、マスクの着用、ソーシャルディスタンスなどの基本的な防疫規則を遵守してほしい」と話している。
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