防疫当局「新型コロナウイルス流行は減少傾向、今週の状況次第で好転もありえる」 = 韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局「新型コロナウイルス流行は減少傾向、今週の状況次第で好転もありえる」 = 韓国(画像提供:wowkorea)
貿易当局が「先週の新型コロナウイルスの流行が減少傾向に入った。今週の状況次第で状況の好転にあると判断できるかもしれない」と述べた。

 3日、ソン・ヨンレ 中央事故収拾本部社会戦略班長は「先週1日の平均感染者数は559人で、前週の659人に比べ9%減少した。もう少し様子を見なければならないが、減少傾向に入ったのかどうか状況を注視しているところだ」と述べた。

 ソン班長は感染者の減少の原因について、季節的要因と( 首都圏・プサン(釜山)など、2段階の地域)遊興施設での集まり禁止など、大きく二つの例を挙げた。「一つ目は天気が暖かくなり、室内より野外活動が増加、室内施設も換気が以前よりも容易になった。そのようなことが重なり、流行拡大の抑止力になっているのではないかと思う」と 述べた。

 また「二つ目は3週間前の遊興施設での集まり禁止が部分的に効果があったのではないかと思う。二つの要因が重なり、状況の好転が表れていると控えめながら分析する」と述べた。

 そして「段階を格上げせずに感染者の推移が減少し、最も理想的な結果だ。今週も確実に感染者が減少すれば、状況の好転を期待する」と述べた。

 その他にプラスの要因として重症患者の減少も挙げて「予防接種が感染リスクの高い施設を中心に実施されている。重症化率自体は大きく上昇せず、下降傾向にある」と説明し、医療体制も安定していると述べた。

 また、否定的要因にも言及し「5月初旬は連休が多い。その次にも休日(釈迦誕生日)が控えている関係で家庭の日のイベントと休日が重なり、移動や集まりが多くなる。その点は大きな不安材料だ」と述べた。

 そして、もう一つは「ウルサン(蔚山)地域を中心に英国型変異ウイルスの感染者が発生している。流行のコントロールが重要だ。蔚山市と防疫当局が緊密に連携し、拡大防止に努力している」と述べた。
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