韓国のフランチャイズチェーン“パク家プデ&チーズタッカルビ”の「1人用タッカルビ」(画像提供:wowkorea)
韓国のフランチャイズチェーン“パク家プデ&チーズタッカルビ”の「1人用タッカルビ」(画像提供:wowkorea)
韓国の外食業界では「1人メニュー」の開発が続いている。最近 1人世帯が増えていることに加えて、新型コロナウイルス感染症事態の長期化による影響で、ソーシャルディスタンスが続いていることから、「ひとり飯」が増加している。

最近 ソウル市が発表した「2020年 料理統計調査」の結果、回答者のうち70%が週1回以上「ひとり飯」をすることがわかった。ソウル市の満18歳以上の人口である842万人のうち、約590万人が一週間に少なくとも1回以上は「ひとり飯」をしているということだ。

「ひとり飯」の回数は、週平均3.44回であることがわかった。

このことから フランチャイズなどの外食業界では、「ひとり飯」族をターゲットとした多様なメニューの開発・提供に乗り出した。

フランチャイズチェーン“パク家プデ&チーズタッカルビ”は今年に入り「1人用タッカルビ」のメニューを提供した。「ひとり飯」族が1食の食事として適当な量のタッカルビを、テイクアウトで持ち帰れるようにしたものだ。この企業の関係者は「“ひとり飯”を楽しむ消費者が増え、1人メニューが注目を集めている最近、代表外食メニューであるタッカルビを顧客たちが負担なく楽しめるよう、1人メニューとして出した」と伝えた。

また ドミノピザは、今月初めから「1人ピザ カテゴリー」を新たに作り、一人で楽しめるピザメニューを披露した。

業界関係者は「新型コロナ事態の長期化により、外食業界のテイクアウトメニューと配達メニューの需要が、住居地域だけでなく オフィス街でも増えている」と語った。

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