オリンピックを控えた東京で新型コロナの新規感染者828人、3日で再び800人台に＝韓国報道

　東京都の新型コロナの1日の新規確認者数が3日ぶりに再び800人を超えた。

　NHKの報道によると、27日午後3時現在、都内で報告された新型コロナウイルス感染症（新型コロナ）の累積感染者は合計13万6426人と、前日より828人が増えたと明らかにした。

　東京都の新型コロナの1日の新規感染者数が800人を超えたのは、24日（876人）以来3日ぶりだ。

　特に、火曜日の1日の新規感染者数が800人を超えたのは、今年1月26日以来3か月ぶりのことだ。

　1週間前と比べると117人増加し、27日連続で1週間前の同一曜日に発生した新規感染者数を上回った。

　この日基準で、ここ1週間の平均新規感染者数は746.7人で、前週の118.7%を記録し、増加傾向が続いている。

　この日に確認された感染者のうち、重症化の危険性が高い65歳以上の高齢者は144人だった。

　これに先立ち、日本政府は今月25日から5月11日までの17日間、東京都など4つの地域を対象に緊急事態宣言を発令した。

　緊急事態宣言が発令されれば、該当自治体長は飲食店やデパート、映画館など多重利用施設に休業を要請したり命令することができる。人々が集まる各種イベントもキャンセルまたは延期される。

　緊急事態宣言が発令された今月25日と26日、東京都の1日の新規感染者数はそれぞれ635人、425人と減少した。しかし、この日、再び800人台に増加し、拡散の勢いが弱まらず、長期化しているという評価が出ている。