“損害賠償敗訴”従軍慰安婦の支援団体、大統領府の関係者と初面談=韓国(画像提供:wowkorea)
“損害賠償敗訴”従軍慰安婦の支援団体、大統領府の関係者と初面談=韓国(画像提供:wowkorea)
日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯やナヌムの家などで構成された従軍慰安婦の支援団体が29日にキム・ジェナム青瓦台(大統領府)市民社会首席と面談することが26日、確認された。同支援団体が結成されて以来、青瓦台の関係者と会うのは今回が初めて。

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 国民日報の取材を総合すると26日午前11時から支援団体の関係者らが集まり、キム首席とどんな事案を議論するのか会議を行う。今回の面談は去る21日、ソウル中央地裁が従軍慰安婦と遺族ら20人が日本を相手取って提起した損害賠償請求を棄却した直後に行われるだけに、敗訴関連の政府の対応戦略などを質疑するものとみられる。

 ただし、裁判所の決定であるため、青瓦台が介入する余地がないだけに支援団体側が青瓦台に意見を伝える水準にとどまるものとみられる。

 今回の面談は裁判所が損害賠償請求を却下する前に決まっていた日程だ。支援団体側が直接青瓦台に面談を要請し、青瓦台がこれを受け入れた。支援団体の関係者によると、日程を決めた当時は、勝訴を予想していたが判決が覆されたため、予定されていた面談議題を整理しているという。

 現在、面談に関する具体的な内容は調整中だという。面談は青瓦台ではない別の場所で行われるとわかった。なお、この席にイ・ヨンス氏、キル・ウォノク氏は出席しないという。

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