汚染水の海洋放出決定に抗議し、在韓日本大使館前で頭を丸刈りにするパフォーマンスを行う大学生(資料写真)=20日、ソウル(聯合ニュース)
汚染水の海洋放出決定に抗議し、在韓日本大使館前で頭を丸刈りにするパフォーマンスを行う大学生(資料写真)=20日、ソウル(聯合ニュース)
【済州聯合ニュース】韓国の済州道は23日、日本政府による東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出決定を巡り、元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事が相星孝一・駐韓大使に面会を要請したことについて、在韓日本大使館側が面会は困難と回答したと明らかにした。

 同大使館は井関至康・済州総領事から済州道の立場と意見を伝えてもらったと説明したという。

 元氏は19日に井関氏を呼んで海洋放出決定に抗議したのに続き、20日に在韓日本大使館に文書を送り、大使との面会を提案。文書では、「汚染水の海洋放出決定で大きな被害を受ける済州道としては日本政府に対し、道民の意見伝達が必要であり、その一貫として駐済州総領事との面会に続き、駐韓日本大使との面会を行いたい」と提案していた。


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