ワクチン接種を終えた住民(資料写真)=(聯合ニュース)
ワクチン接種を終えた住民(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団によると、新型コロナワクチンの接種による副反応とみられる事例が21日午前0時までの24時間に新たに138件報告された。このうち死亡が2件だった。

 死者は2人とも米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。ワクチン接種と死亡の因果関係はまだ分かっていない。

 重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は4件報告された。いずれも英アストラゼネカ製ワクチンだった。重症とみられる事例は3件で、このうち2人はファイザー製、1人はアストラゼネカ製のワクチン接種を受けた。

 それ以外の129件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など、比較的軽い症状だった。

 韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万2533件となった。前日までに1回目、2回目の接種を受けた累計183万2004人の0.68%に当たる。


Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40