韓国与野党「日本の汚染水放出決定に対し、韓国政府は無能」と声を合わせて叱咤(画像提供:wowkorea)
韓国与野党「日本の汚染水放出決定に対し、韓国政府は無能」と声を合わせて叱咤(画像提供:wowkorea)
韓国の与野党が日本政府の放射能汚染水放出の決定方針に関連し、外交部は無能と叱咤(しった)した。日本の汚染水放出決定過程で、韓国政府の安易な態度が俎上に載せられた。

キム・ヨンジ の最新ニュースまとめ

国会外交統一委員会は20日、国会で全体会議を開き、外交部から緊急懸案の報告を受けた。この日、外交統一委員長職務代理を務めたキム・ヨンホ(金映豪)共に民主党議員は「汚染水の海洋放流は非可逆的行為」とし「これによって発生する被害の規模と対象は広範囲であるにもかかわらず、日本政府は費用と効率を前面に出し、汚染水タンク内貯蔵という代案の代わりに放射性物質汚染水を海洋に排出するということに対しては深刻な憂慮を表明する」と明らかにした。

同党のキム・ヨンジュ(金榮珠)、イ・ジェジョン(李在汀)議員は「K-防疫だけを広報した。漁民たちは怒っている」とし、政府の対応方式に不満を示した。

チョ・テヨン(趙太庸)国民の力議員は「ムン・ジェイン(文在寅)政府が日本政府の福島汚染水放流の決定について持っている政策目標は何か」と安易な態度を指摘した。趙議員は「放流決定は2018年から公論化された。予防外交が総体的に失敗した」とし「国際原子力機関(IAEA)が昨年初めに日本へ行った。大韓民国政府では、(当時)IAEA事務総長に会った人はいない」と皮肉った。

イ・テギュ(李泰珪)国民の党議員は「韓国外交の失敗」と診断しながら、米国の日本の立場支持発言について「米韓関係と日米関係の現在地を示すもの」と述べた。

キム・ホンゴル(金弘傑)無所属議員は、外交部の国際的合同対応努力が足りないと苦言を呈した。金議員は「我々と同じような立場にある周辺国家を我が国の味方にして、共同対応をしなければならない」と声を高めた。

チョン・ウィヨン(鄭義溶)外交部長官は「国際公論化を確実にする。日本が国際法上の義務を忠実に履行しない場合、紛争解決手続きの準備を徹底的にしている」とし「放流決定を取り消し、他の方法で汚染水問題を処理できるようにするが、それができない場合は別の方法も講じる」と答えた。
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