ワクチン接種このままでは…今年冬「最悪の状況」の恐れ=韓国(画像提供:wowkorea)
ワクチン接種このままでは…今年冬「最悪の状況」の恐れ=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国国内のコロナ感染拡大がなかなか収まらない中、ソーシャルディスタンスなどの防疫をめぐる議論が20日も続くとみられる。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

オ・セフンソウル市長とパク・ヒョンジュン釜山市長が相次いで防疫緩和策を取り上げ、これに対する期待感と不安感が出てきている。

これについて感染症の専門家たちは、感染者数を減少させることが急務であり、そのために政界はソーシャルディスタンス補完策を作成すべきだと助言した。

翰林大江南聖心病院のイ・ジェガプ感染内科教授は前日(19日)、MBCラジオで「第4次流行は始まったと見るのが正しいだろう」と述べた。

イ教授は「1月の第3次流行ときに損失補償に関する話が少し出ていたが、選挙シーズンで先延ばしにされ、結局議論が消えた。第3次流行が終わって2~3か月そのような準備を徹底していたら、自営業の方もコロナ対策の警戒レベル引き上げにここまで強く反発しなかったと思う」と話した。

感染症の専門家は、すでに今年冬の最悪のシナリオを想定して複数の警告を出している。

最悪の場合、△ワクチン接種の目標達成失敗△変異ウイルスの流行△高齢者施設などで接種者の免疫力低下などでコロナ死亡者が増加し医療システムが崩壊するというシナリオだ。

これと関連し順天郷大富川病院のキム・タク感染内科教授は、このような状況を想定した後、「今年の冬訪れるかもしれない最悪の状況への対応が必要だ」と述べた。

コロナ予防接種対応推進団によると、韓国の全国民の約3%が1次接種を終えた状況である。
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