新たな院内代表に選出された尹昊重氏(右)。左は金太年(キム・テニョン)前院内代表=16日、ソウル(聯合ニュース)
新たな院内代表に選出された尹昊重氏(右)。左は金太年(キム・テニョン)前院内代表=16日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系与党「共に民主党」は16日に議員総会を開き、国会運営を取り仕切る院内代表に党主流派である親文在寅(ムン・ジェイン)派の尹昊重(ユン・ホジュン)議員(58)を選出した。尹氏は1回目の投票で169票のうち過半数の104票を獲得し、非主流派の朴完柱(パク・ワンジュ)議員(65票)を抑えて当選を決めた。  尹氏は国会議員4期目。当選後、記者団に「党が徹底して反省し、革新することで有能な改革政党、働く民主党になれるよう最善を尽くす」と述べ、「野党とも対話しながら協力的な議会をつくっていきたい」と意欲を示した。 院内代表を選出する選挙は、今月7日の再・補欠選での惨敗を受けて1カ月ほど前倒しで実施された。尹氏が圧勝したことで党内で親文派の求心力が強まる見通しだ。一方、政策路線の変化など非主流派が中心となっていた刷新議論には逆風が予想される。
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