ジャスティン・ビーバーの“旭日旗”連想させる衣装が韓国で報道され話題に(画像提供:wowkorea)
ジャスティン・ビーバーの“旭日旗”連想させる衣装が韓国で報道され話題に(画像提供:wowkorea)
世界的に有名なカナダの歌手ジャスティン・ビーバーが旭日旗模様を連想させる衣装を着用し、韓国で物議をかもしている。

 韓国のファンらは既に靖国神社参拝の前歴のある彼の行動に失望したという反応だ。

 ジャスティン・ビーバーが該当衣装を着て出演した番組は、去る9日に放送されたテレビ朝日の「ミュージックステーション」だった。

 彼はこの日、最近発売したアルバム「Justice」のタイトル曲「Anyone」のステージを披露。ブラックのフードTシャツにジャケットを着用して出演したが、そのジャケットが問題視された。ジャケットの後ろにはオレンジの半円を中心に線が長く伸びるイメージがデザインされている。これが「旭日旗」を連想させるとして問題視された。

 韓国のネットユーザーの間では「日本の旭日旗に似ている」、「日本の番組だから、旭日旗を描いた衣装を着て出演したんだね」、「ジャスティン・ビーバーが一線を越えた」、「韓国に来るときはその服を捨てろ」、「日本が彼を利用して旭日旗を広報した」など批判の声がある。ジャスティン・ビーバーの韓国ファンからは、新曲の歌詞にはカリフォルニアに関する部分があり、「カリフォルニアの海岸をイメージしたもの」との意見もある。

 韓国のテレビ局JTBCによると、「ある極右メディアは『旭日旗を大日本帝国主義侵略を象徴すると主張するのは韓国人だけだ』として、ジャスティン・ビーバーを擁護した」という。

 一方、ジャスティン・ビーバーは2014年に靖国神社参拝の写真をSNSに掲載して物議を醸した。その後、韓国をはじめとする多数のネットユーザーから指摘を受けると結局、謝罪した。

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