地裁前で死刑求刑を求める市民=14日、ソウル(聯合ニュース)
地裁前で死刑求刑を求める市民=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で昨年10月、養子として引き取られた1歳4カ月の女児が養父母から虐待を受け死亡した事件の論告求刑公判が14日、ソウル南部地裁で開かれた。検察側は養母に「殺人の未必の故意があったと判断される」として、死刑を求刑した。 検察は昨年12月、養母を児童虐待致死などの罪で起訴した。殺人罪は起訴事実に含まれていなかったが、初公判で「被告が継続的に被害者の腹部に強い力を加えれば死亡に至る可能性があることを知りながらも足で被害者の腹部を強く踏むなど力を加えた」として、殺人罪を適用した。 論告求刑公判では児童福祉法違反などの罪で在宅起訴された養父に対しても検察は「虐待行為を誰よりも知りながら傍観し、被害者を守るいかなる措置も取らなかった」として、懲役7年6カ月を求刑した。
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