“肋骨骨折の元慰安婦に海外日程強行”で告発された尹美香議員、検察が捜査へ=韓国(画像提供:wowkorea)
“肋骨骨折の元慰安婦に海外日程強行”で告発された尹美香議員、検察が捜査へ=韓国(画像提供:wowkorea)
元従軍慰安婦のキル・ウォノクさんの肋骨骨折の事実を知りながらも、海外日程を強行したという疑惑をもたれている「共に民主党」のユン・ミヒャン(尹美香)議員を、ソウル西部地検が捜査する。

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 14日、市民団体「法治主義を正す行動連帯」(法正連)によると、この告発の件はソウル西部地検刑事4部(公正取引・経済犯罪専担部)に割り当てられた。

 法正連は去る8日、尹議員を老人福祉法違反による高齢者虐待の疑いで大検察庁(最高検察庁)に告発した。

 先立って、ヨ・ミョンスク元ゲーム物管理委員長はYouTubeを通じて、尹議員が韓国挺身隊問題対策協議会の代表だった2017年11月30日~12月7日、キルさんと一緒にドイツを訪問し、キルさんが肋骨を骨折しているにもかかわらず、日程を強行したと暴露した。

 帰国直後の2017年12月8日、キルさんは病院で肋骨の捻挫及び緊張が疑われるとの診断を受け、さらにその翌日には4本またはそれ以上の肋骨に及ぶ多発骨折との診断を受けた。

 ヨ元委員長は「尹議員が、肋骨が折れたキルさんにベルリンで歌を歌わせた」と主張したが、尹議員側は「虚偽の事実」と反論した。

 また、イ・ジョンベ法正連代表は「肋骨骨折で深刻な苦痛を受けたキルさんに、日程を無理に強行させ、歌わせた行為は明らかに情緒的虐待行為に該当する。苦痛を訴えたにもかかわらず、直ぐに病院に連れて行かなかったことは、治療を疎かにした行為に当たる」と述べた。

 続けて「尹議員は絶えずおばあさんたちを利用して私利私欲を得た」とし「事案が非常に深刻であるだけに、検察は徹底した捜査を通じて尹議員を厳罰に処してほしい」と主張した。


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