新型コロナワクチン 異常反応計1万1413件、死亡申告計44件=韓国(画像提供:wowkorea)
新型コロナワクチン 異常反応計1万1413件、死亡申告計44件=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を受けた後に死亡した事例が新たに2件(人)報告された。死亡した2人は基礎疾患がある90代女性と80代男性と確認された。

10日、疾病管理庁中央防疫対策本部によると、この日午前0時基準で新規死亡事例は計2名だった。療養施設入所者である90代女性とファイザー製ワクチンの接種を受けた80代男性である。

90代女性は、今月7日にワクチンを接種し当日死亡した。接種後から死亡までの時間は15時間に過ぎなかった。女性は基礎疾患を持っていた。

80代男性は、75歳以上の高齢者を対象に行われたファイザー製ワクチンの接種者である。この死者も今月7日にワクチン接種を受けた。接種後から死亡までの時間は2日である。男性も基礎疾患を持っていた。

接種後に異常反応が起きたとして申告された事例は131件(人)増え計1万1599件を記録した。このうち1万1413件(98.4%)は、予防接種後によく現れる筋肉痛、頭痛、発熱、寒気、吐き気などの症状であった。

痙攣など重症の疑い事例は2件増え計27件、死亡届は2件増え計44件を記録した。

アナフィラキシーが疑われる事例も4件追加され計114件を記録した。アナフィラキシーの疑い事例は△アナフィラキシーショックの疑い事例△アナフィラキシー様の疑い事例△アナフィラキシーの疑い事例など3つに分類される。死亡の危険性がある重篤な異常反応はアナフィラキシーショックに分類され、接種後30分以内に急性アレルギー反応が起きた場合をいう。

報告された異常反応は予防接種後に異常反応と疑われ申告されたものであり、ワクチンとの因果関係が確認されていない事例である。死亡やアナフィラキシーなど重症事例に限り、疫学調査を実施し因果関係を確認する。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 79