“元メジャーリーガーチュ・シンス効果”SSGドットコム、売上34%増=韓国(画像提供:wowkorea)
“元メジャーリーガーチュ・シンス効果”SSGドットコム、売上34%増=韓国(画像提供:wowkorea)
新世界グループが野球団買収のシナジー効果に喜んでいる。「SSG」というブランドが知られ、SSGドットコム訪問客が大きく増えたのはもちろん、売上が急増しているからだ。

チュ・シンス の最新ニュースまとめ

 特に“チュ・シンス効果”がはっきりと確認されている。彼がメディアに登場する日なら、決まってSSGドットコムの訪問客が増えているからだ。

 8日、SSGドットコムによると去る1日から4日間行われた「LANDERSデー」のイベントの売上が前週比43%増えた。

 「LANDERSデー」はEーマートとSSGドットコムが野球団の開幕に合わせて行った上半期の最大規模のイベントだった。売上は食品・家電・ビューティーなどほとんどの分野で均等に上昇した。割引イベントという要因のほかにもSSG LANDERSの開幕戦に「SSG」広報効果まで重なったおかげだ。

 オンライン上での訪問者数も、野球団のニュースと共に高騰。チュ・シンスが入国した翌日の2月26日、SSGドットコムの訪問者は前週同日に比べ18%増えた。SSG LANDERS創設式が行われた先月30日にも10%増加した。新世界グループのチョン・ヨンジン副会長が野球団買収と期待したオンライン・オフラインのシナジー効果が光を放っていると解釈される。

 野球場はチョン副会長が未来の流通業の競争相手に挙げた代表的な場所だ。数年前に「これから流通業の競争相手はテーマパークか野球場になる」と強調していた。チョン副会長の決断にはそれほど時間がかからなかった。今年初め、1352億ウォン(約132億円)という巨額をかけてSKワイバーンズを買収し、業界を驚かせた。

 新世界グループはオンライン・オフライン協業マーケティング戦略を持続的に展開し、長期的な結果につなげる計画だ。「LANDERSデー」に続き、今月5日からは「LANDERSウィーク」イベントを相次いで開催し、野球と流通を連携したマーケティングに集中している。モデルはチュ・シンスに決まった。

 SSGドットコムの関係者は「野球団買収後、SSGブランド広報効果がはっきりしてきている」とし、「今後、野球団を活用した多様なマーケティング戦略を展開する」と述べた。


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