新型コロナに感染した後 回復した人の「3人中1人」が、6か月以内に脳・精神疾患の診断を受けていたことが明らかとなった(画像提供:wowkorea)
新型コロナに感染した後 回復した人の「3人中1人」が、6か月以内に脳・精神疾患の診断を受けていたことが明らかとなった(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスに感染した後 回復した人の「3人中1人」が、その後 6か月以内に脳または精神疾患の診断を受けていたことが調査により明らかとなった。これは 新型コロナパンデミック以降 神経精神疾患が大幅に増加する可能性があることを示唆するものだと、科学者たちはみている。

6日(現地時間)ロイター通信によると、マックス・タケ教授の率いる 英オックスフォード大学の精神科研究チームは、米国の新型コロナの患者23万6379人を対象に実施した研究で、先のような結果が出たことを明らかにした。この研究結果は、精神医学ジャーナルの「ランセット」に掲載された。

この研究結果によると、23万人中「34%」が新型コロナから完治した後 6か月以内に、神経学的または精神的疾患の診断を受けた。昨年の同調査では、20%ほどが回復後3か月以内に精神的障害の診断を受けたことがわかった。

新型コロナから回復した後 非常に稀なケースではあるが、脳卒中や認知症などの神経学的疾患が生じた場合もあった。

今回の研究結果の分析に参加した研究者たちは「新型コロナウイルスが、不安や鬱病などの精神科疾患と どのような関連性があるのかは明確ではないが、このような疾患は新型コロナにかかった患者たちが患った14の疾患のうち、最も多い診断結果であった」と伝えた。

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