中国南京市の中山陵に、多くの観光客が訪れた様子(画像提供:wowkorea)
中国南京市の中山陵に、多くの観光客が訪れた様子(画像提供:wowkorea)
中国の祭日“清明節”の連休(4月3日から5日)期間、旅行業界は 以前の活気を取り戻した。有名観光地には観光客が押し寄せ 入場さえ困難で、人気路線の汽車の切符は ほとんど完売となった。

今日(6日)中国官営“経済日報”によると、文化観光部は 清明節の連休期間国内の旅行客が1億2000万人で、前年同期対比144.6%増加したと伝えた。これは 新型コロナウイルス感染症の流行前であった2019年の同期対比で94.5%水準となり、ほとんど正常に戻ったことになる。

中国交通運輸部によると、連休期間の列車利用客は 前年同期対比で142.4%増加した1億4452万人を記録した。空港利用客は 前年同期間より256.4%増加した432万8000人と集計され、平均搭乗率は73.4%となり 昨年の連休期間対比で8.1p上昇した。

中国の大型オンライン旅行サイト“qunar”は、連休期間のチケットとホテル予約が 2019年よりそれぞれ1.4倍と1.5倍増加したと発表した。

この清明節の連休期間、旅行客が国内旅行で支出した消費額は271億6800万人民元(約4572億円)で、前年同期対比で228.9%増加した。ただ 新型コロナ以前と比べると まだ56.7%の水準で、消費が完全に以前の水準まで戻るには時間が必要なようである。

今後 このような勢いは 来月の労働節の連休(5月1日から5日)にも続き、消費の増加が経済成長を引っ張っていくだろうという展望も出ている。

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