死亡した4人のうち2人は英アストラゼネカ製ワクチンを、残りの2人は米ファイザー製ワクチンの接種を受けた。ワクチン接種と死亡の因果関係は分かっていない。
接種後の死者はこれで計36人となった。
重症とみられる事例は3件で、いずれもアストラゼネカ製ワクチンを接種した。当局が接種との因果関係を確認する予定だ。重いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例は新たに報告されなかった。
それ以外の137件は筋肉痛、頭痛、発熱、悪寒、吐き気など、比較的軽い症状だった。
韓国でワクチン接種が始まった2月26日以降、副反応とみられる事例の報告は累計1万1141件となった。前日までに1回目、2回目の接種を受けた累計102万7561人の1.08%に当たる。
接種後の死者については、専門家らでつくる予防接種被害調査班が報告事例を検討している。その多くはワクチン接種との因果関係がないことが確認された。
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