日本で新型コロナ新規感染者が6日連続で2000人台、5日に大阪で“重点措置”適用へ

　日本の新型コロナウイルス感染症（新型コロナ）の1日の新規感染者数が6日間連続で2000人台を維持している。

　NHKによると4日午後8時現在、日本国内での累積感染者数は前日より2471人増加した48万6487人を記録した。

　日本で新型コロナの1日の新規感染者数が2000人台を記録したのは、先月30日（2087人）以降6日連続だ。

　この日の地域別新規確認者は、△大阪府593人、△東京都355人、△神奈川県142人、△埼玉県135人、△千葉県124人の順で多かった。

　大阪府の1日の新規感染者数は6日連続で人口が2倍近く多い東京都を抜いた。

　これを受けて日本政府は大阪府、宮城県、兵庫県の3府県6市に5日から1か月間、“まん延防止等重点措置」（重点措置）を適用することにした。

　重点措置は、今年1月に発令された緊急事態宣言の前段階に該当する措置だ。府県知事は域内の飲食店などに営業時間短縮命令を下すことができ、違反した場合には過料を科すことができる。

　日本国内の新型コロナによる死亡者数はこの日に12人が追加で確認され、累積死亡者数は9249人に増加した。

　累積感染者数および死亡者数は、いずれも昨年2月に横浜港に入港した国際クルーズ船 ダイヤモンド・プリンセス号の搭乗者を含めた数値だ。

　この日までに完治・退院した人は計45万1283人で、累積感染者数から完治者数と死亡者数を差し引いた現在の感染者数は2万5955人だ。

　このうち、人工呼吸器をつけたり、集中治療室で治療を受けている重症患者は前日より23人増加した431人であることが分かった。重症患者数は、死亡者数を予想する先行指標とみなされる。

　一方、木曜日だった1日の1日間に実施された新型コロナの診断検査は3万3512件だった。これは同日の韓国の診断検査数である7万1499件よりかなえい少ない数値だ。