イギリス、アストラゼネカワクチンで7人死亡しても安全性主張、接種勧告(画像提供:wowkorea)
イギリス、アストラゼネカワクチンで7人死亡しても安全性主張、接種勧告(画像提供:wowkorea)
イギリスでアストラゼネカワクチン接種後に死亡した事件が7件発生しているにもかかわらず、イギリス保健当局はアストラゼネカワクチンが安全だと主張したと、ブルームバーグ通信が4日(現地時間)報道した。

イギリス保健当局によると、3月24日時点でイギリスでアストラゼネカワクチンを接種した人は計1800万人で、このうち30人から血栓反応が確認され、7人が死亡したと明らかにした。

ブルムバーグ通信は、イギリスでアストラゼネカワクチンを接種した60万人に1人が血栓ができたと分析した後、ファイザーなど他のワクチンは血栓が生成されたケースがなかったと伝えた。

しかし、イギリス保健当局はワクチン接種と血栓発生の因果関係が確認されていないとし、ワクチン接種を勧告し、もし因果関係が確認されても血栓の発生は極めて稀であるため、接種を勧める、と述べた。

血栓による死亡者はイギリスだけでなく欧州各国でも続出している。ノルウェー保健当局は、アストラゼネカワクチン接種者12万人のうち血栓副作用が6件報告されており、このうち4人が死亡したと発表した。

血栓発生の報告が相次ぐと、アイルランドやデンマーク、ノルウェーなど、欧州12ヵ国は先月中旬、ワクチン接種を一時中止した。

アメリカもアストラゼネカワクチンを接種しない見通しだ。国立アレルギー・伝染病研究所はロイター通信のインタビューで、アメリカはアストラゼネカワクチンが必要ではない可能性もあると示唆した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 82