4次流行へ”直進”?…全国至る場所で感染者続出=韓国(画像提供:wowkorea)
4次流行へ”直進”?…全国至る場所で感染者続出=韓国(画像提供:wowkorea)


韓国国内、新型コロナウイルスの拡散状況が尋常ではない。

3次流行以降、首都圏に集中してきた感染者の発生が最近になって全国至る場所に拡大している。集団感染等、感染者発生が持続している自治体は状況の悪化を憂慮し、社会的ソーシャルディスタンス政策の段階を格上げするカードを切った。

2日、韓国防疫当局と全国自治体によると、釜山市は風俗店発の感染者発生が続き、この日正午から11日まで社会的ソーシャルディスタンス政策段階を既存の1.5段階から2段階へと格上げした。

これは先月15日、午後10時までだった遊興施設の営業時間制限を解除した以降、遊興施設を中心とした集団感染が拡散したことによる処置だ。

この一週間(3月26日~4月1日)、釜山地域の感染者は327人に上る。一日平均46.7人の感染者が発生したことになり、社会的ソーシャルディスタンス政策2段階の目安となる、日平均30人を超える状態だ。

2段階が施行される2日から、遊興施設や食堂、カフェ、室内教育施設など大衆利用施設は首都圏と同じように、午後10時以降の営業が制限される。

最近3日間で52人の感染者が出た全州市も、釜山と同じく2日正午から15日24時まで社会的ソーシャルディスタンス政策の段階を2段階へと格上げする。銭湯発の集団感染等、最近になって感染者が大きく増加した状況を鑑みた措置だ。


ソウル市内のある銭湯のカウンターに電子出入り名簿(QRコード)および発熱チェック機器が設置されている。政府は先月22日から全国の全ての銭湯施設を対象に新型コロナウイルス関連の銭湯業特別防疫対策を施行することにした。

造船所関連の集団感染が発生した巨済市も同じように、コロナウイルス拡散を防ぐために11日まで社会的ソーシャルディスタンス政策2段階への格上げを延長した。
忠清圏では教会・外国人関連感染者が続出した曽坪郡が先月28日から社会的ソーシャルディスタンス政策2段階を維持している。


チョン・ウンミ梨花女子大学木洞病院呼吸器内科教授は「感染者数は普通、階段式に上がっていくのに、2~3週前から感染者が増える兆しが見えた。なのに現在、大衆利用施設制限を解くなど措置が緩和された」と指摘した。
続けて「感染者が今よりも多い時に警戒を悟らせるための集会禁止措置の効果がある。今は細かく強化された内容の制裁処置が必要だ。」と強調した。
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