防疫当局「新型コロナ再流行に備え、自己診断キット活用を模索」=韓国(画像提供:wowkorea)
防疫当局「新型コロナ再流行に備え、自己診断キット活用を模索」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府は来る2日、新型コロナウイルスの自己診断キットの活用策について議論する専門家会議を開催する。

 中央防疫対策本部クォン・ジュンウク第2副本部長は1日、定例ブリーフィングで「新型コロナウイルスの長期化および大流行に備えた検査拡大案が要求されている状況で、自己診断キットの防疫適用可能性など、多角的な議論を進める計画」と明らかにした。

 防疫当局はこれまで、PCR検査を中心に感染者を把握してきた。検体採取から感染確認まで1日ほど時間がかかったり、偽陽性が発生する確率が比較的低いという理由からだ。

 これに比べて自己診断キットの場合、検査対象者が現場で診断検査を早くできるという長所を持っている。感染者を速やかに探さなければならない場合、自己診断キットを使用することが容易である。

 今回の会議で防疫当局は今後、大規模な集団感染や大流行の発生時に、速やかに感染者を見つけ出し、追加感染を防ぐため、自己診断キットの国内使用案など、実務的な事案を検討する予定だ。


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