北朝鮮は、ICBMだけでなく、中距離弾道ミサイルにも核兵器を搭載できるほど小型化された核兵器開発をすでに完了させた可能性があるという報告書が発刊された(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は、ICBMだけでなく、中距離弾道ミサイルにも核兵器を搭載できるほど小型化された核兵器開発をすでに完了させた可能性があるという報告書が発刊された(画像提供:wowkorea)
北朝鮮は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、中距離弾道ミサイルにも核兵器を搭載できるほど小型化された核兵器開発をすでに完了させた可能性があるという内容を盛り込んだ、国連対北制裁委員会の専門家パネル報告書が31日(現地時間)発刊された。

この報告書は、北朝鮮が 核弾頭搭載の可能な新たな中・短距離弾道ミサイルと潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)、大陸間弾道ミサイル(ICBM)システムを公開したことを明らかにした。全ての射程距離の弾道ミサイルに核弾頭を搭載できる可能性が非常に高いということである。

中距離ミサイルは、ICBMよりミサイルの弾頭が小さい。したがって中距離弾道ミサイルにも核兵器を搭載できるということは、それほど小型化された核兵器を開発したことを意味する。

このような専門家の分析は、核兵器を小型・軽量化し戦術武器化したという北朝鮮の主張とも一致している。

更に 専門家団は、北朝鮮が高濃縮ウランの生産と軽水炉の建設、核施設の補修など、核プログラムを続けていると伝えた。ヨンビョン(寧辺)核施設のウラン濃縮工場から出ている水蒸気の柱が目撃されていて、昨年10月と11月 軽水炉の内部工事に関する電気試験活動があったと、ある加盟国が報告している。

国連対北制裁委員会の専門家パネル報告書は、国連常任理事国5か国と日本・韓国・シンガポールが推薦した専門家たちが、各自の専門性とネットワークを活用し収集した資料を基に、国連対北決議案がきちんと履行されているかを分析したものである。

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