中央災難安全対策本部の会議で発言する丁首相=1日、ソウル(聯合ニュース)
中央災難安全対策本部の会議で発言する丁首相=1日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は1日、新型コロナウイルス感染症対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、ワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」を導入する方針を明らかにした。

 丁首相は今年初めから準備に着手し、スマートフォンを通じて手軽に証明できるシステム開発を完了したと伝えた。海外でも証明が可能で、個人情報は漏れない仕組みになっていると説明。今月中に開発したアプリを公開する計画を示した。

 一方、1日から75歳以上の高齢者を対象とした米ファイザー製新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったことに言及し、「親孝行のワクチンと考えてほしい」として、積極的な接種を呼び掛けた。


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