米自動車メーカー“フォード”の生産ライン(画像提供:wowkorea)
米自動車メーカー“フォード”の生産ライン(画像提供:wowkorea)
米国を代表する自動車メーカー“フォード”は、車両用半導体の不足により 北米にある工場6か所の生産量を大幅に減らしている。この中には、収益性の高い車種である“ピックアップトラック”のラインも含まれている。

31日(現地時間)米経済専門ニュース放送局“CNBC”によると、フォード社の北米工場6か所で 各工場別の状況にしたがって、4月から6月まで最大3週間の時間外勤務を全面廃止したり、休業する方式で生産量を減らす予定である。

このような措置により減産に入る工場は、米国内のイリノイとオハイオ・ケンタッキー・ミシガン・ミズリー州の工場とカナダのオンタリオ工場などである。

フォード社側は「工場別に状況は異なるが、ミシガン工場の場合 4月5日から12日まで休業した後、26日と5月10日・31日・6月21日に、それぞれ時間外勤務をなくす」と説明した。

フォード社は、車両用半導体の供給不足により今年の営業利益の展望値を25億ドルとし、以前より10億ドルちかく下向修正することを明らかにしている。ただ 今回の措置による影響については「4月28日にある第1四半期実績発表で、財務的影響をアップデートして共有する」と語った。

車両用半導体は 自動車の車内エンターテインメント・システムはもちろん、パワーステアリング、ブレーキシステムなどに欠かせない核心部品である。

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