北朝鮮の朝鮮中央通信が日本の軍備増強を批判した(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
北朝鮮の朝鮮中央通信が日本の軍備増強を批判した(コラージュ)=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は31日に出した論評で、日本の軍事力強化の動きが見逃すことができない段階に達したとし、さらに本格化する日本の軍事大国化の動きは地域の平和と安定を害する挑発行為と主張した。 朝鮮中央通信は日本の軍備増強について、新型艦の進水式、ステルス戦闘機や長距離ミサイルの開発、合同軍事演習などを挙げ、「攻撃型武装の開発と生産・購入に過去最大規模の軍事費を注ぎ込んでいる」と指摘した。 また軍事大国化の実現を目指す日本の野望が菅政権発足後、より顕著になっているとし、戦争の練習を狂乱的に行い、日本列島の外にまで侵略兵器を持ち出して他国と合同軍事演習を敢行したと批判した。 岸信夫防衛相が自衛隊を巡り、「万全の態勢を整える」と発言したことに関連しては、いつでも侵略を開始できる準備を進めるという発言と同じで、非常に危険な発想と指摘した。 今回の論評は、北朝鮮が25日に朝鮮半島東側の東海上に向けて発射した短距離弾道ミサイル2発について、日本がいち早く発表し「日本を含む国際社会全体にとって深刻な課題」と指摘するなど敏感な反応を見せる中、出された。
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