韓国外相、「終戦宣言」に北も大きな関心=米国の「前向きな検討」を期待(画像提供:wowkorea)
韓国外相、「終戦宣言」に北も大きな関心=米国の「前向きな検討」を期待(画像提供:wowkorea)
韓国外交部(外務省に相当)のチョン・ウィヨン(鄭義溶)長官は31日、朝鮮半島の終戦宣言が「米朝の根深い不信を解消するために効果的な段階となるだろう」とし、「北朝鮮も大きな関心を寄せている」と明かした。

 鄭長官は同日午前、ソウル市内の外交部庁舎でおこなわれた記者団との懇談会で「朝鮮半島の非核化の入り口において、終戦宣言が有効な方法となるか」との質問に対し、このような立場を伝えた上で「米国もより前向きに検討することを期待している」と述べた。

 また、鄭長官は「米国の判断が韓国と異なる可能性もあるため、(終戦宣言など)このような問題については引き続き協議を進めている」と伝えた。

 続けて、鄭長官は「朝鮮戦争が休戦となってから70年が過ぎたが、まだ我々(南北)は、戦争状態にある」とし「このような不安定な状況が早期に終結しなければならないと韓国政府は信じている」と説明。

 その上で「(休戦状態は)政府にとって心理的な負担になるだけでなく、韓国における複数の外交・経済的活動において大きな制約になっている」とし「これによる政治的・経済的負担も非常に大きいことを認知すべき」と強調した。

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