写真:Yonhap News
写真:Yonhap News
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は31日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)長官が来月2日から1泊2日の日程で中国を実務訪問し、韓中外相会談を行うと発表した。  米国が中国をけん制するために主要同盟国である韓国を引き入れようとする中、米国と対立する中国が韓国とどのような議論を行い、要求をするか注目される。 外交部によると、鄭氏は4月2日午後に専用機で福建省のアモイを訪問し、翌日に王毅国務委員兼外相と会談する。 先月9日に就任した鄭氏の外遊は今回が初めてで、韓中外相会談は昨年11月26日にソウルで開催されて以来約4カ月ぶりとなる。 外交部の当局者は、王氏が先月16日の電話会談で鄭氏を招待する意向を示し、両国が日程を協議してこのように決まったと説明した。 両氏は会談で、北朝鮮核問題と北朝鮮問題を含む朝鮮半島情勢、新型コロナウイルスのへの対応をはじめとする両国の協力策などを議論するとみられる。  習近平国家主席の訪韓推進など、高官級の交流策も話し合われる見通しだ。 このところ人権、技術、貿易などさまざまな領域で衝突する米中関係に関し、韓中間で具体的にどのような議論が行われるかも注目される。 韓国外交部長官が中国を訪れるのは、2017年11月以来約3年ぶり。
Copyright 2021YONHAPNEWS. All rights reserved. 40