安保理、30日会議で「北の弾道ミサイル発射」議論=韓国報道(画像提供:wowkorea)
安保理、30日会議で「北の弾道ミサイル発射」議論=韓国報道(画像提供:wowkorea)
国連安全保障理事会が30日(現地時間)会議を開き、北朝鮮の最近の短距離弾道ミサイル発射問題を議論する。

そこで今回の会議で、北朝鮮に対する追加制裁措置が議論されうるという予測が出ている。

アメリカの声(VOA)は29日、国連所属の外交官を引用し、今回の会議で、北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射問題が「その他案件」として扱われる予定だと報道した。

北朝鮮は韓国時間の25日午前、日本海の方向に短距離弾道ミサイル(新型戦術誘導弾)2発を発射した。

北朝鮮の弾道ミサイル発射および弾道ミサイル技術を使用したすべての飛行体の打ち上げは、安保理が2006年に採択した対北朝鮮制裁決議第1718号及び2009年に採択した第1874号等によって禁止されている事項である。

これと関連し、英国、フランス、ノルウェー、エストニア、アイランドなどヨーロッパ圏5カ国は、「北朝鮮の弾道ミサイル発射は安保理決議違反だ」と糾弾し、この問題を議論するための安保理会議招集を要求した。

安保理はまた、今月26日に米国の要請で対北朝鮮制裁委員会の会議を開き、北朝鮮の今回の弾道ミサイル発射と関連した専門家パネル調査に着手することを決めた。

これに対し北朝鮮は、ジョ・チョルス外務省国際機関局長の29日付の談話を通じて、今回のミサイル発射は「正々堂々とした自衛権の行使だ」とし「(これ)を問題視するのは主権国家の無視であり、明白なダブルスタンダード」と反発した。

こうした中、リンダ・トーマス・グリーンフィールド国連駐在米国大使はこの日の会見で、「この問題(北朝鮮の弾道ミサイル発射)と関連して、日本・韓国と今後の対応の方向性について議論した」とし「国連で対応できる追加的な措置についても検討する計画だ」と述べた。
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